治療院日誌
頭痛のお話4 男性に多い群発頭痛
* 群発頭痛
患者の多くが男性ですが、その数は少なくまれなタイプの頭痛です。
: 原因とメカニズム
目の後ろを通る内頚動脈が拡張して炎症が起きる為ではないかと
考えられています。
炎症が起きる原因は分かってはいませんが、体内時計が関係して
いるのではないかとも言われています。
: 主な症状
「目をえぐられるような」と表現される激しい痛みです。
一度症状が出始めると、1〜2カ月間毎日のように同じ時間に頭痛が現れるようになり、1〜2時間続きます。
: 対策
痛みが現れる時期には飲酒や喫煙を控え専門医の診察を受けましょう。
次回は、頭痛と生理の関係についてです。
Up Date:2017年07月24日(月)
by 管理者
at 19時07分
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頭痛のお話3 女性に多い偏頭痛
* 偏頭痛
緊張型頭痛に次いで多い頭痛で、20代から40代の女性に、特に多い頭痛
です。
: 原因とメカニズム
はっきりと解明されてはいませんが、頭蓋骨内の血管が拡張し炎症を起
こしたためと考えられています。ストレスや疲労のほか、女性に多いこ
とから女性ホルモンが何らかの形で、係わっているとみられています。
: 主な症状
ズキズキと脈打つ様な強い痛みで、光や音に敏感になったり吐き気などを伴います。また、頭や体を動かすと頭に響いて更にひどくなる傾向があります。なかには頭痛の前兆として視野の中に光が現れることがあります。
: 予防
・週末の寝だめは避ける。
寝不足、寝すぎ、疲労、空腹など体のストレスは引き金になってしまうので避けましょう。
特に週末の寝だめや、二度寝は空腹と寝すぎが重なって偏頭痛を重くしてしまいます。
・誘発食品を控える。
チョコレート、チーズ、ハム、ヨーグルト、赤ワイン等の摂りすぎに注意。
: 対策
・頭痛がおきている時には、血管を拡げてしまう入浴や運動は厳禁です。
・痛むところを冷やしたり、押さえて、血流を減らし静かな部屋で休みましょう。
次回は、男性多い群発頭痛です。
Up Date:2017年07月17日(月)
by 管理者
at 15時17分
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頭痛のお話2 誰にも起こる緊張型頭痛
* 緊張型頭痛
最も多くみられる頭痛で、頚や肩の凝りを伴う事が多く、年齢や性別
を問わず誰もが発症する可能性のある頭痛と言えます。
:原因とメカニズム
精神的なストレスや、長時間のデスクワークなど同じ姿勢を続けたこと
によって血行が悪くなり筋肉への酸素や栄養分の供給が不十分になり、
そのため頚や頭の筋肉が緊張してしまう事で起こります。
:主な症状
・後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような重苦しい痛み。
・毎日のように朝から晩まで一定の鈍い痛みが続く。
・首や肩の凝りを伴い、軽い目まいを起こす事もあり温めると楽になる。
* 予防と対策
・入浴や、頚や肩を蒸しタオルなどで温める。
・ストレッチやマッサージ、鍼灸などで筋肉の緊張をほぐす。
・長時間同じ姿勢を取らない。
・自分に合った枕を選ぶ。
次回は、女性に多い偏頭痛です。
Up Date:2017年07月13日(木)
by 管理者
at 19時26分
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