★これらの原因を大別すると三つになります。
・女性ホルモンを出す卵巣の問題
・卵巣に女性ホルモンを出すよう指令する脳の
機能の問題
・甲状腺ホルモンの過不足による卵巣機能の問題
これらの原因で何故ホルモンの
分泌が低下するのか!
・疲労や冷え、食生活や生活習慣の乱れは、卵巣の
正常な機能を損なってしまうことがあり、
結果女性ホルモンの分泌が減り生理を起こさせなく
なってしまうことがあります。
・脳の視床下部や下垂体は、卵巣に指令をだすところ
で、体重、体脂肪率の極端な減少や精神的ストレスに
弱く影響を受けやすい部分です。卵巣に対し
女性ホルモンの分泌の指令が出なくなることで
生理を起こせなくなります。
・甲状腺ホルモンの過不足は卵巣機能を不安定にし
女性ホルモンの分泌をみだします。
これらの原因に対し鍼灸は
どのように対処するのか!
・東洋医学で言うところの五臓の気の流れをただし
体調を整え、気によって巡る血の流れをよくすること
で「血」によって伝搬されるホルモンを巡らせます。
・東洋医学の肝は精神情緒や自律神経を安定させる
働きがあり、ストレスにたいし失調しやすい性質
であるとともに、ストレスによる不調をととのえる
臓器でもあるので、この肝の「気」をただすことで
脳からの指令が卵巣に届くようにします。
・東洋医学のいう腎にはホルモンバランスを
ととのえる働きがあると考えております。
甲状線にかぎらず内分泌にかんする疾患には
腎の「気」をただすことで対処します
先ずは、日常の生活習慣や食生活をみなおすことが
第一歩です。仕事のつかれ、ストレスを適度な運動で
発散し、睡眠不足や冷えを放置しない。五味、五色の
食材をバランスよく食すること、飲酒はひかえめに、
喫煙はできればやめることです。
備考
気:全てのものを動かすエネルギー内臓機能を促進させる
血:全身を、栄養・滋潤するもの 肝:気の運行を司り血を貯蔵し血流を調整する。
また、精神情緒を安定させる。
腎:生命の根本を蔵し、内分泌機能を司り発育成長や
生殖を主る。
五味:酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(塩味)
五色:青・赤・黄・白・黒
東洋医学では『腎』に、身体の発育成長を促す働きがあり『腎』の気が充実することで『任脈』が通じ『衝脈』が盛んになり、14歳頃に生理が始まると考えられています。この生理は『腎』の導きのもと、『脾』によって作られた『血』『肝』の蔵血・調血作用で衝・任二脈が胞宮(子宮)にこれを注ぎ満たします。そして、陰・陽相合す事のなかった場合には不用となり体外へと出されます。これが『月信』生理です。
生理中に分泌される物質で、子宮を収縮させ経血をスムーズに体外へ排出させる働きが有りますが、分泌量が多いと子宮を過剰に収縮させ強い痛みを引き起こします。
また、このプロスタグランジンは炎症や痛みを強める作用もあり、頭痛 腰痛 肩凝り 吐気の原因ともなります。血行不良から来るもので血の滞りが『淤血』となり強い痛みを生むことになります。
未産や若い方に多い原因で、経血が狭い出口を通ることでスムーズに排出されないことから来る痛みで、出産したり、30代以降に生理痛が軽減することもあります。
『腎虚』によるもので、身体の発育成長や生殖機能を司る『腎』の働きが弱く子宮の発達が充分ではないために起こりますが、最も腎が充実するとされる28歳以降になると楽になることが有るのです。
下半身や身体が冷えると血液循環が悪くなり、プロスタグランジンが骨盤内に滞り痛みが強くなります。
『気虚』と言われるタイプで身体を冷やすことで痛みが増し、温めると楽になります。気には体温を維持する働き(温煦作用)があり、この働きが失調し冷えを感じます。
また、気の働きには血を巡らす役目もあるので、失調から血が滞り淤血を生じ、痛みとなります。
ストレスにより自律神経やホルモンバランスが崩れ、体温調節機能や血行を悪くし生理による不快な症状を、増悪させます。
『肝』には、精神状態を安定させる働きと気を順調に巡らす働き、そして血を貯蔵したり、その流れを調整する働きを持っています。
肝は常にのびのびと気持ちの良い状態を好む性質で、ストレスに対し反応し失調しやすい臓器なのです。ストレスを感じることにより、結果として血流か滞り淤血となり生理痛を引き起します。
鍼灸は鎮痛・除痛も得意としていますが、生理痛の場合は痛みのでない身体へ体質改善することが治療のポイントになります。
生殖を司る『腎』、血を作り統括する『脾』、血の貯蔵と血流を調整する『肝』と、『衝・任』二脈の経絡のきの流れを正すことで生理痛の無い身体へと体質改善致します。
備考
気:全ての者を動かすエネルギーで内蔵機能を促進する。
血:全身を栄養・滋潤するもの
淤血:血が停滞したもので鋭い痛みを発する
肝:気の運行・精神情緒の安定と血の貯蔵と血流調整を主る
脾:消化吸収と血の製造と統括
腎:生命の根本である精を蔵し発育成長、生殖を主る
衝脈:子宮より起こり経絡全体の気血を調整する
任脈:子宮より起こり月経と妊娠を司る
正直申しまして排卵痛の治療は、今までに2例しか経験がありません。これまでの二例では痛む部位が腹部の胃経と脾経と言う経絡上に現れており理論上では治療可能ですが自信のもてる治療ではありません。一生懸命やりますので診せて頂ければと思います。
女性にとって定期的な生理は、健康のバロメーターの様な処があります。
ホルモン中枢は、脳の中にあり自律神経とも密接な関係を持っています。そこでストレスは、脳に影響を与え結果的にホルモンのバランスを崩してしまうのです。
精神的、肉体的ショックや過度のスポーツやダイエットで体脂肪が極端に少なくなると無月経や生理不順になることも有ります。
マッサージで、精神的、肉体的な疲労を取ることも治療につながると思いますが、自律神経に、より強く働きかけることが出来る鍼灸治療のほうが、効果的だと思います。
マッサージは、日頃の健康管理の為に、掛かられる方が良いと私は考えます。
これは腰痛の原因によって答えが変わります。
例えば、重い物を持ってギクッとなった、または変な体勢で何かを取ろうとして腰を捻って動く時に痛みがあるような場合は、ベルトを使った方が良いでしょう。
それと骨粗鬆症で椎体への負荷を減らしたいときなどです。これ以外は、私としてはあまりおすすめ致しません。
胸郭出口症候は、簡単に申し上げれば、下部頸椎、上部胸椎周囲や肩上部の筋肉によって腕神経叢や鎖骨下動静脈が締め付けられて起こる症状ですから、異常緊張をおこした筋肉の緊張を、解すことで症状の改善が得られます。
比較的に早き段階から症状の改善が現れますので、治療は楽しく感じると思います。(現在当院では、整形外科的分野・一般鍼灸分野の新規患者様受付は行うことができない状況でございます。)
米国生殖医療学会誌に掲載された報告によると、IVF(体外受精)を受ける女性60人を二つのグループにわけ一方にIVFの際に受精卵を子宮に戻す前後に鍼治療を実施もう一方には鍼治療はせずに通常のIVFを行った。
その結果鍼治療グループの妊娠率が42.5%通常治療グループの妊娠率が 26.3%と通常治療を大幅に上回る結果が出た。IVFの妊娠率は高くても三割と言われているので、鍼治療の有効性が証明されたと言っても良いのではないでしょうか。
なぜ腰が痛み出したか、その原因によります。例えば、重いものを持とうとした時に痛みが走りそのまま痛みが続いている場合、又は腰を捻った、ぶつけた時などで痛む場所が腫れている、熱を持っている場合などは、冷たい湿布が良いでしょう。
この様な、急な痛みだしではなく自然と痛くなった、徐々に痛み出したとき等は、暖かい湿布のほうが良いでしょう。いずれの場合も、気持ちの良いほうを選んで良いです。
鍼灸にも不妊症の治療法はあります。体外受精による受精卵の着床率が上がると言うデータも発表されていました。治療のペースは、出来れば週二回か一回ですね。
治るといってもいいと思います。鍼灸による逆子治療の成功率はかなり高いものです。私も7から8割の確率で治っております。私の所では、手足に鍼とゴマ粒大のお灸をします。勿論、胎児に害はありませんのでご心配なく。
この方は一回の治療で頭位に戻り、担当の医師が東洋医学に興味をお持ちの方で、どんなツボを使ったのか聞かれたとの事でした。鍼灸の面目躍如 。
9ヶ月に入ったばかりなら、可能性はあると思いますが迷っている時間はありませんから、さっそく明日にでもお越しください。3日連続で治療を行い、4日目の視診にて頭位を確認したので検査を受けてもらい、頭位の診断を受け、その後無事出産の報告あり。もう一人、9ヶ月の方の治療を致しましたが、その時はダメでした。
考えているほど痛いものではありません、常に悩まされる肩凝り・腰痛の痛みと比べればなんてことありませんよ。
薬物ではありませんので、習慣性はありません。治ってしまえばそれまでです。
ディスポーザブル鍼(使い捨て)を使用し、1回ずつ使い捨てしておりますので安心です。
申し訳ございませんが現在、保険のお取り扱いは、行っておりません。割引クーポンのご用意がございます。当ホームページより、ご来院いただく前にご送信下さい。
あなたさえよろしければ、こちらには何の問題もございません。大丈夫ですよ!
特に、タイミングについては、気にされなくてもかまいませんが、私は、生理が始まった段階で始めることをお勧めしております。
男性不妊の治療も行っております。ただ、スタッフの都合上、火曜日はお受けできません。
個々体の状況の違いもあり、一概にどの位とは言えませんが、週に1回のペースで最低3ヶ月くらいの時間をいただければと思います。
クーポンはご来院の都度、お支払いをしていただく方法をご選択された患者様にお使いいただいております。なお、クレジットカードでございますが、現在当院でのお支払い方法は、回数券、1回ずつ(毎回)のお支払いのみとなっており、1回ずつ、毎回のお支払い(都度払い)の方のみ対応させていただいております。回数券にはクレジットカードはお使いいただけません。あしからずご了承くださいませ。