治療院日誌

治療院日誌

治療院日誌

自宅灸のすすめ経穴編3 『関元』

画像(130x180)・拡大画像(312x431)

 経穴編第三回目は、当院においては常用穴である『関元』です。
自宅でお灸をされている方の殆どに、しるしがされていると思います。
このツボは、『任脈』と言われる経絡のツボで、任脈の任は妊娠に通じ、
男女の生殖機能と密接な関係を持つ経絡なのです。身体の前面正中を
下から上に走る経絡で、下腹部の任脈は生殖器疾患の中でも婦人科に
著効のあるツボが列んでいます。
関元の「関」は関所、つまり重要な場所を指します。
また「元」は、元気(原気)を指しています。古来より『丹田』とも呼ばれ、
この奥に先天の原気をやどし、先天の生命力が存在する所なのです。
と言うことで、ここへの灸は先天の原気をやしない補う事になるのです。
関元は、足の三陰経(肝・腎・脾)と交わるツボで、生理不順、帯下、
不妊症、尿閉、頻尿、下痢などが主治とされています。

Up Date:2017年02月11日(土) by 管理者 at 14時25分
  コメント ( 0 )

コメント

コメント投稿フォーム
名前:(この情報をCookieに保存させたい場合にチェック)
メールアドレス: (表示はされません)
URL: (名前にリンクされて利用されます)
コメント:
パスワード: (削除時に利用)

Page Top↑